2011年6月16日 23時51分
自衛隊との「連携」による一斉清掃
今日・明日の両日に、自衛隊・警察・消防が行方不明者の一斉捜索を実施しており、本日の一斉清掃は、実はそれと「連携」した活動でした。
もちろん、自衛隊とボランティアが「連携」することは組織の性質や法制度上は有り得ないのですが、石巻市にて活動する災害支援関連団体が、本日湊・渡波地区に集中していたのは確かな事実です。
ボランティアの始動式では大漁旗が掲げられ、自衛隊からの挨拶をいただくことができました。会場となった仮置き場では参加する各団体の名前が読み上げられ、協議会のゼトロスは早速その場のガレキ撤去に一役買っていました。
ボランティアが国道沿いに散って清掃する中、自衛隊の車両が通り、ヘリが飛び、消防隊もすぐ後方で作業する光景も。
夕方の災害対策本部にて自衛隊・警察・消防から、「本日の一斉捜索」について次々報告され、その後、当協議会からも清掃活動の報告がされました。
そして、自衛隊の方から「ボランティアさんがあんなに集まって本当にきれいにしてくれて、感動しました。」との言葉。
組織も背景も全く異なるグループが、思いを、感動を共有する。
こんな「連携」が生まれているのも、今日の清掃活動に関わった一人ひとりのおかげです。
皆様、おつかれさまでした。そして、ありがとうございました!