2011年6月27日 9時28分
渡波元気祭
昨日、渡波元気祭に行ってきました。
(共催した当協議会の名前は掲載されていませんが、
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石巻市長や東京から内閣府や議員さんも来られ、雨にも関わらず盛大に盛り上がっていました。
朝10時に、勇壮な「わっしょい」の掛け声と共に「男神輿」と「女神輿」が渡波小学校の会場をスタートしました。どちらも、オンザロードのメンバーと地域の方が10日間かけ、復興への思いを込めて瓦礫から作ったものです。
傘を振り回して誘導いただいたり、拍手で迎えたり、と沿道の地域の方も一体となって盛り上がっていました。
会場では、地域の方、県外の方がたくさんの出店を出していただき、多くの行列が出来ていました。(マグロ丼が特に人気ですぐに売り切れ。)
会場には子ども向けの催しもあり、子ども神輿、仮面ライダーとの記念撮影、お絵かきなどに集まっていましたが、意外にも足湯も人気。「あ~、くつろぐねぇ~。」とおじいちゃんのような声をあげる少年も。
そして、最後に圧巻だったのが、地元の「渡波獅子風流」の皆さん。
この日のために復活させた、という、思いのこもった獅子頭が太鼓の演奏とともに会場を駆け廻り、口から垂れ幕まで。
観客からも大きな拍手があり、「いやー、よかった」「もう一回やってけろ」と雨にも関わらずアンコールの声が飛ぶほど。
「元気があれば何でも出来る」。何とも勇気づけられる言葉です。
閉幕前の子どもの挨拶に、司会の新井さんも思わず涙ぐんでいました。
「僕は、お祭りの準備を手伝いました。今回大変なことがあったけど、ボランティアの皆さんに助けてもらったことを忘れません。」
私にとっては、全壊したお宅の中からお神輿が通りすぎるのをじっとみていた方が忘れられません。
沢山の絆を作り、オンザロードの「渡波元気祭」見事に1件完了でした!