2011年9月19日 23時35分
語り部
震災から半年を経た今もなお被災地石巻には全国各地から様々なボランティアの方々が入ってくださり、復旧・復興の大きな力になっていただいています。当協議会では企業、団体などの短期ボランティアの方々へ向けて協議会メンバーの被災者による語り部を実施しています。
先日は、2グループがいらっしゃってくださいましたが、どちらの皆様も、なかなか被災地に暮らす人からの話を聞く機会が無かったということで、非常に興味深く語り部の話に耳を傾けてくださっていました。なかでも、小さな子供を連れていらっしゃったお母様方は現在の石巻における学校給食のメニューの現状や、間借りしている学校で起きている諸問題などに特に関心をもたれていました。
未来の象徴である、「こども」。彼らを取り巻く環境の改善も早急に図られなければなりません。
この語り部を通して、被災当時を語ることと共に、被災地の現状もしっかり伝える、という役割も果たしていきたいと考えています。