2011年11月29日 14時01分
巨大缶詰移動!その3~木の屋巨大缶詰への想い編~
知る人ぞ知る!石巻名物、
木の屋の巨大缶詰。
先日の日曜日に、市民とボランティアと特殊車両により
移動が成功したことは、ブログでお知らせしている通りですが、
今回は、「缶詰」にまつわる内容です。
現在の『木の屋』前 拡声器で指示を出す 副社長巨大缶詰は、そもそも魚油を入れるタンクとして、
創業者が36年前(昭和50年)につくったもの。
その後、息子さんで、現副社長の木村隆之副社長のアイディアで
缶詰にペインティングを平成18年にほどこしました。
震災前は、石巻で有名な
記念撮影場所の一つだったんです。
巨大缶詰移動の日は、偶然にも創業者木村みのる氏のお誕生日。
副社長は「記念の日になりました」と話されました。
作業中、巨大缶詰と共に流された2000年製造の缶詰が出てきました。
震災直後、支援物資が行き届かない中泥の中に埋もれていた缶詰
見つけて食べた時、「生きる希望が湧いた」と言います。
その後、缶詰を発掘し石巻復興の資金として
千葉県や鳥取県の道の駅で販売。多くの人に購入して頂きました。
木の屋関係者、ボランティアのみなさんで一つ一つ磨きました。
『希望の缶詰』・『感謝の缶詰』として販売されています。
詳しくは
“東北復興支援プロジェクト 希望の環”をご覧下さい。
これからも石巻の復旧・復興!がんばっぺ!!