2011年12月28日 14時01分
コンパクトシティーいしのまき・街なか創生協議会発信☆
震災前、地方都市はモータリゼーションの発達と共に郊外に土地を造成し、住宅地と商業地域開発をすすめてきました。
石巻も被災前は、同様のまちづくりをし、全国の地方都市と同じ
大規模商業施設やファミリーレストランが立ち並んだため、
まちなかには空き店舗が目立ち、まちづくり会社や商工会議所
が「まちなかの求心力」を復元すべく奮闘してきました。
震災後、復興検討会議が開かれ話合いがされてきましたが
今後予測される津波対策や冠水対策への危機的発信が
大半をしめていました。
そこで、今後のまちづくりの方針として「コンパクトシティー」への
取り組みを提案し、まちなか土地の高度利用を図り、
被災店舗や土地の集約をすすめることになりました。
以前から再開発の動きはありましたが、商店の営業補償などで断念した
経緯があります。被災でそれらの補償などがなくなったため、ハードルが
低くなりました。今後、被災前より魅力ある街づくりをすすめ、
まちなかへの「コンパクトシティいしのまき・街なか創生協議会」は、
商工会議所 浅野会頭が会長となり、沢山の団体が参画し進められます。
当協議会も参画し、よりよいまちづくりを目指します。
今後も定期的に皆様に報告をさせていただきます。