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2012年3月22日 18時00分

「感動・勇気・笑顔」

前日の感動的な開会式の興奮が冷めやらぬまま、1塁側アルプススタンドはある種異様な雰囲気に包まれていました。
それは、1年前私たちの目の前に突き付けられた「無常」の対極にある、
「喜び」でした。  
 
学校関係者、亀山市長をはじめとした市民のみなさん、
在阪の石巻にゆかりのある方々、
そしてボランティアで石巻を訪れてくれたみなさん等々。
アルプススタンドを埋め尽くした大応援団の一人ひとりは
笑顔で満ち溢れていました。

4点差を一気に逆転した時は、
応援団が一体となりスタンドは歓喜に包まれました。
勝負は時の運。
石工ナインは夏に戻ってくることを甲子園の空に誓い、
球場を後にしました。
 
今回の石工の甲子園出場は、
1948年(S23)夏の石巻高校の出場以来の市民の悲願でした。
彼らの「あきらめない街・石巻!! その力に俺達はなる!!」という
【覚悟】が私たち市民に勇気をあたえてくれ、そして、震災以来、
市民が想いと感動を共有できた大きな出来事となりました。
夏の甲子園に向けて、石工はもちろん被災地域全ての高校球児の
健闘を期待します。

 
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