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2012年5月03日 18時28分

今度は愛知のボーイスカウトたち

 被災地を自分の目で確かめようと「愛知ボーイスカウト」の一行29人がゴールデンウイークを利用して石巻を訪れてくれました。3日はあいにくの雨で活動予定は全てキャンセルされたそうですが、協議会の「語り部」はじっくり聴いてもらいました。
 
 ご登場いただいた語り部さんは女川町で被災された佐藤紀生さん(新聞記者)。ご自身撮影の映像と当日から数日間の過酷な体験を話していただきました。高さ16㍍の波に高台の町立病院(当時)も襲われた話に、一行からため息が漏れていました。
 
 佐藤さんは教訓として「皆さんの近くでも地震津波の発生が予測されています。いざとなったら、まず高い所に逃げてください。次いで3日我慢する覚悟で身近に飲料水の備えを」と話し「意外と役に立ったのは旧式石油ストーブ」と付け加えました。避難所生活についての質問には「みなさんストレスを貯めつつも、辛抱強く耐えました。日本人のすばらしいところ」と答えていました。
 
 現地を訪れて被災地の空気を吸い被災者と思いを共有し、復興の力添えになにがしかのお土産を買っていただくことも立派なボランティアと、協議会からも補足させていただきました。
この日は家族4人での希望にこたえ一緒に聴いていただきました。

 
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