2011年12月17日 17時43分
東日本大震災後、多くのボランティアが石巻を訪れ、被災地の復興へ向けて活動して下さいました。
この場を借りて心より感謝すると共に、石巻で活動したボランティア人数の推移を報告させていただきます。
「ボランティア数」として公けに報告される数字は、通常、災害ボランティアセンター(各地の社会福祉協議会)に登録の上で活動された人数ですが、石巻においては、災害ボランティアセンターを経由をせずに活動するNPO・NGOの活動人数について、石巻災害復興支援協議会より、石巻市災害本部に報告させていただいていました。
NPO・NGOの活動人数は、各団体のご理解とご協力によって集計するしか方法が無く、以下の【算出根拠】と【注記事項】に示すように条件もあり、全てのNPO活動を網羅することは出来ておりません。
しかし、震災後、災害ボランティアセンターに匹敵する人数のNPO・NGOの方々が石巻で活動していただいたという実績は、石巻の復興を考える上でも、また、今後のボランティアやNPOによる災害支援の参考にするためにも、大きな意味があると考えております。
なお、震災支援活動に忙しい中、200回を超える全体会に出席いただいたり、メール報告等で当協議会へ活動内容を共有いただいたNPO・NGOの皆様の作業がなければ、このような「集計グラフ」の提示は不可能でした。
ご協力いただいた団体の皆様に、あらためて厚く御礼申し上げます。
【石巻災害復興支援協議会ボランティア受入人数の算出根拠】
1) 全体会で報告された各分科会の活動人数を集計し、分科会に該当しない活動を行っている大規模団体による別途報告を加算し、算出。(この数字を毎回の石巻市災害対策本部にて報告)
2) 災害対策本部への報告以降のNPOからの報告・訂正については、都度修正。(災害対策本部への実績報告と差異あり)
【注記事項】
1) 協議会の全体会やメールでの報告のない団体については、カウントしていない。
2) 震災直後は、ボランティアセンター経由でNPOへ派遣された場合VC報告数に重複があったが、可能な範囲で修正済。
3) 特に3月は人数報告のシステムが確立していなかったため、把握できる範囲でしか集計できていない。
4) NPOの有給スタッフ分をボランティア数に含めて報告するかどうかは団体の判断にお任せしている。